英誌選出「2017年アジア選手ベスト50」 9人登場の日本、唯一のJリーガーは…

オーストラリアの10選手に続く人数 43位には中村憲剛が唯一国内組として入る

 アジア最高のサッカー選手と位置づけられる選手は一体誰か――。英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」は「アジアズ・ベスト・フットボーラー2017」と題して特集し、ベスト50をランキング形式で紹介。ナンバー1にはハリルジャパンの脅威にもなったUAEのエースが選ばれた。日本からはオーストラリアの10選手に続き、2番目に多い9選手がランクインしている。

 50位から順に見ていくと、日本からはまず川崎フロンターレのMF中村憲剛が43位に入った。36歳のベテラン司令塔については「年齢は単なる数字にすぎないと証明している」と絶賛され、Jリーガーでは唯一の選出となった。さらに続く42位にはケルンで今季7ゴール8アシストを記録したFW大迫勇也が名を連ねた。

 マルセイユでレギュラーポジションをつかんだDF酒井宏樹は23位に入った。「2016-17シーズンのスタートから、フリートランスファーでフランスにやって来た。サカイは右サイドバックとして飛び抜けたパフォーマンスですぐさまファンのお気に入りになった」と、適応力の高さも高評価につながっている。

 19位には日本代表の背番号10、MF香川真司が登場。「デイビッド・モイーズ政権下でのマンチェスター・ユナイテッドで自信を失った後、2014年にはドイツの巨人ボルシア・ドルトムントに戻った」とイングランド生活での苦境の時期について触れつつ、「この28歳はヨーロッパにおいて最も成功を収めたアジア選手の一人。200試合に出場し、2012-13シーズンにはドイツでの功績にプレミアリーグタイトルを加えた」と、アジア人有数の実績を誇ると讃えられた。

 

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