Jリーグが16年度クラブ経営情報を発表! チーム人件費ほか主要4部門トップ5は?

営業収入、広告料収入、入場料収入、チーム人件費の4部門をランキング化

 Jリーグは26日、J1からJ3の全53クラブのうち、3月決算となる柏レイソル、ジュビロ磐田、Y.S.C.C.横浜の3クラブを除き、50クラブの2016年度クラブ経営情報を開示した。全53クラブの情報は7月に出揃うが、今回は公表情報のなかから「営業収入」「広告料収入」「入場料収入」「チーム人件費」の4項目をランキング形式で見ていく。

【関連】Jリーグ16年度経営情報「主要4部門全50クラブランキング」(1位~50位)

 営業収入部門は、15年度に続き浦和レッズが2年連続トップとなり、唯一の60億円台に乗せた。7年ぶり8度目のJリーグ王者に輝いた鹿島アントラーズが2位で、前年比は断トツの12億7100万円の増加だった。ガンバ大阪が3位と続いている。16年度J2リーグで戦った清水エスパルスが10位、セレッソ大阪が12位と健闘。J3リーグでは大分トリニータが31位と最上位に食い込んでいる。全クラブの15年度比較では、16年からJ3参戦の鹿児島ユナイテッドFCを除き、増収が33クラブとなった一方、減収が16クラブとなった。

■16年度「営業収入」

【見方】クラブ[16年度所属] 営業収入(前年比:▲=損失)

※単位100万円(例:1150=11億5000万円)

※16年からJ3参戦の鹿児島は前年比なし

1位:浦和 [J1] 6606(前年比518)

2位:鹿島 [J1] 5582(前年比1271)

3位:G大阪 [J1] 5146(前年比864)

4位:名古屋 [J1] 4713(前年比267)

5位:横浜FM [J1] 4696(前年比129)

 広告料収入部門は、名古屋グランパスが2年連続トップで、唯一の30億円台クラブ。前年比でもサガン鳥栖に次ぐアップ幅を見せた。営業収入部門トップの浦和は、ここでは2位となった。3位の横浜F・マリノスは15年度の2位から順位を落とす形となったが、前年比ではプラスに転じている。営業収入部門同様、J2リーグでは清水が最高位で10位に食い込んだ一方、J3リーグでは栃木SCが最高位の29位に入った。全クラブの前年度比で見ると、増収が34クラブ、減収15クラブとなっている。

■16年度「広告料収入」

【見方】クラブ[16年度所属] 広告料収入(前年比:▲=損失)

※単位100万円(例:1150=11億5000万円)

※16年からJ3参戦の鹿児島は前年比なし

1位:名古屋 [J1] 3088(前年比313)

2位:浦和 [J1] 2593(前年比44)

3位:横浜FM [J1] 2366(前年比110)

4位:神戸 [J1] 2221(前年比23)

5位:大宮 [J1] 2077(前年比▲106)

 

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