「Jリーグタイム」美人キャスターを直撃 「反響が大きくてやりがいを感じます」

「“えみりぽ観てます”と言われて嬉しい」

――これまでのサッカー取材を通して、印象に残ったことや変化したことはありましたか?

「どのスタジアムでも温かく迎えてくれるのが嬉しいんです。2月の横浜F・マリノス対浦和レッズの時は、開幕戦を生で観るのが初めてで熱気を感じました。第2節は味の素スタジアムに取材へ行ったんですけど、キャスターになって2週目なのに『Jリーグタイム観てます!』とたくさんの声をかけてもらって、それだけファンの方に根づいている番組だと感じましたし、すごく大きな番組のキャスターを任されているんだなってあらためて感じました。

 子どもの頃はルールもよく分からなくて、ゴールが入ったらワーって喜ぶような楽しみ方だったんです。それこそ、ボールだけを追いかける感じでした。今は選手のパーソナルな部分や特徴を勉強しているので、見方はガラッと変わったと思います」

――番組内での「えみりぽ」のコーナーでは、サッカーの一つのシーンを切り取って伝えていますね。

「先日の浦和レッズ対鹿島アントラーズの試合の時も、サポーターの方に『えみりぽ観てます』と声をかけてもらって、『うちのクラブに来てください』とも言ってくれるんです。自分のコーナーを持つこと自体が初めてですごく嬉しいですし、一つのプレーについて掘り下げて、FKやオーバーヘッドキックなどその時の選手の思いを聞けると、次に試合を観る時に注目できたりしますよね。一つのプレーから選手の思いやパーソナルな部分を引き出したいですし、サッカーが好きな人でも違った目線から観るキッカケになってほしいと思うんです。

 最初の放送では、プレーではなくて鹿島サッカーミュージアムを紹介させてもらったんですけど、放送の後に普段は10人くらいの来館者が60人くらいに増えたと聞いて、すごく嬉しかったんです。プレーだけじゃなくてピッチ外の部分でも、Jリーグが活気づく手助けをできたら嬉しいですね」

――「1分で分かるJリーグ」のコーナーは、時間の制約という難しさもありそうです。

「最初はサッカーをあまり知らない方のために、用語やプレーについて掘り下げるコーナーだったんです。ただ、最近はピックアップした選手のパーソナルな部分も1分の中でお話しできたらって思っているので、素朴な用語について解説するのも、もちろんなんですけど、サッカーが好きな人がまだ知らないようなことも紹介したいです。それに、アントラーズの植田直通選手の似顔絵を描かせてもらった後には、アントラーズの女性サポーターから画面を写真に撮って保存しているのを見せてもらったんです。すごく反響が大きくてやりがいを感じています」

 

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