復活の“悪童”バロテッリにマルセイユ移籍が浮上 酒井宏と来季ホットライン形成か

今季ニースでチーム最多15得点も、高額年俸により退団の可能性高まる

 “悪童”こと元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、今季移籍したフランス・リーグアンのニースで復活の狼煙を上げたが、高額年俸により1年で退団する可能性が高まっている。フランス紙「レキップ」が、移籍先が同じフランスの名門になると報じている。

 バロテッリは昨季までリバプールやACミランで完全な不振に陥り、厄介払い状態でニースに加入していた。しかし、今季加入したニースでは15得点とチームトップのゴール数を残し、チームは昨季4位を上回る3位に躍進。来季はUEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦から出場する権利を得た。

 しかし、バロテッリ自身は1年契約であり、高額年俸によってニースが保有し続けるのは難しいという。そこで今季5位に終わったフランスの名門マルセイユが、獲得に向けた動きを見せているという。

 マルセイユは開幕後に出遅れたが、昨年10月にルディ・ガルシア監督が就任してからはまずまずの成績を残している。日本代表DF酒井宏樹も右サイドバックのレギュラーとしてシーズンを戦い抜いた。果たしてバロテッリは来季、南仏の名門クラブのユニフォームに袖を通し、エースとして右サイドバック酒井とホットラインを築くことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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