トッティの去就問題にかつての恩師が現役続行を断言 「引退を希望しているとは聞いていない」
トッティを指導した70歳の名将ゼーマン、「引退しないと思う」
ASローマの元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティは今季限りでの現役引退と報道されているが、かつての恩師は「現役続行」を断言。英雄の去就問題は混沌の度合いを高めている。
すでにセリエB降格の決まっているペスカーラのズデネク・ゼーマン監督は1997年から99年、そして2012年シーズンにトッティを指導している。
「私は彼が引退を希望しているとは聞いていない。引退パーティには招待されるだろうが、さよならという言葉もない。彼は引退しないと思う。もう一度ピッチで見たいね」
衛星放送「スカイ・イタリア」で70歳の名将はこう語った。トッティに関しては今季セビージャから招聘したモンチ強化責任者が「今季限りでの引退で合意している」と発表。来季からは強化幹部として入閣することも報告していたが、ローマ一筋25年目のトッティ自身は去就についていまだ明言していない。
イタリア代表時代の盟友、DFアレッサンドロ・ネスタが監督を務める米2部マイアミFCも獲得に乗り出すと報じられているなか、トッティはどんな決断を下すのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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