2季連続リーグ出場ゼロの内田 代表からも遠ざかる苦境にハリル監督「心配している」
昨年12月のELで1年9カ月ぶりに公式戦復帰も、その後シャルケで出番つかめず
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が、2015年6月に右膝の手術を行って長期離脱し、昨年12月のUEFAヨーロッパリーグ(EL)で公式戦復帰したものの、2シーズン連続でリーグ戦出場ゼロとなったシャルケDF内田篤人について「心配している」と語り、代表復帰が困難となっている現状を憂いていた。
内田はキャリアを脅かすような右膝の故障と戦い続けている。15年3月のUEFAチャンピオンズリーグのレアル・マドリード戦(4-3)に途中出場後、シャルケでの試合出場はなく、6月に手術を受けて以降はリハビリで長期離脱を余儀なくされた。昨年12月のELザルツブルク戦(0-2)で1年9カ月ぶりに公式戦復帰を果たしたが、その後再びピッチに立つことなく今シーズンを終えていた。
6月7日に行われる国際親善試合シリア戦(東京スタジアム)と、13日のワールドカップ・アジア最終予選イラク戦(イラン・PASスタジアム)の日本代表メンバー発表会見に出席したハリルホジッチ監督は、内田の現状を憂いていた。
「内田に関しては心配している。ちょっと彼の不在が長い。もう一度(代表に)入るようなパフォーマンスを取り戻すのは、難しいかもしれない」
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