ミラン本田、在籍3年半の功罪とは? 番記者が分析「運が悪かった」「10番らしい姿は一度も…」
「加入時の期待に応えられたとは…」
本田のミラン10番としての幕引きは穏やかなものだった。クラブから契約延長オファーを提示されず、契約満了で退団となることが既定路線となっており、自身のツイッターを開設し、イタリア語でサポーターに向かって静かに別れを告げた。
「本田は加入時の期待に応えられたのか? それはノーだ。彼は残念ながら応えることができなかった」
本田擁護派だったヴィンチ記者は去りゆく背番号10へ温かい視線を注ぎながらも、最後は厳しい言葉でミラノでの日々を総括していた。
【了】
倉石千種●文 text by Chigusa Kuraishi
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images