エース負傷のU-20日本代表は「全てが悪い方向に…」 FIFA公式がウルグアイ戦での悲運を指摘
0-2で敗戦、後半に「二重の決定機を外した」との厳しい評価も
U-20日本代表は、24日に行われたU-20ワールドカップ(W杯)韓国大会グループリーグ第2戦ウルグアイ戦に0-2で敗れた。前半16分にエースFW小川航基(ジュビロ磐田)が左膝を負傷し交代する緊急事態に陥ったが、FIFA公式サイトのフランス語版は「日本は全てが悪い方向にいってしまった」と報じている。
若きチームは序盤、いきなり緊急事態を迎えた。前半16分、相手DFオリベラをかわそうとした小川は、不安定な体勢のまま左足で着地してしまい、膝を痛めてピッチ上に昏倒。南アフリカとの第1戦(2-1)で同点ゴールを決めていた背番号9は、担架で運ばれる際に両手で顔を覆っていた。
「ニッポンにとっては全てが悪い方向にいってしまったようだ。 コウキ・オガワを故障で失い、脅威を与えることに苦しんだ」
FIFA公式サイトは、日本代表に起こった悲運をこう報じている。後半10分にはMF市丸 瑞希(ガンバ大阪)のループシュートから途中出場のFW久保建英(FC東京U-18)がGKのセーブしたこぼれ球をヘディングで押し込もうとしたが、ゴールならず。「二重の決定機を外した」と厳しく指摘している。
チャンスを作りながらもゴールが遠かった日本は、この世代の南米王者に屈し、大会初黒星を喫した。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi
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