18年の時を超えU-20W杯でウルグアイと激突 優勝候補相手に小野ら“黄金世代”の再現なるか

「本物の世界」相手に「ビビるぐらい仕掛ける」

 第2戦のピッチで待っているのは「本物の世界」だと言う。今大会のウルグアイも、強豪ひしめく南米予選を1位で勝ち抜いた優勝候補の一角だ。

「絶対にハードワークが必要。個々でダラダラ(ボールを奪いに)行くと、かわされる。メリハリが大事。相手がビビるぐらい仕掛けないと」

 もちろん「ゴールで勝利に貢献したい」と口にし、2戦連発も視野に入れる。強豪相手にも一歩も引くつもりはない。

 99年当時も、3年後の自国開催のW杯に向けて機運が高まっていた。そして現在も、3年後には東京五輪を控えている。18年前と同じようなシチュエーションで迎える南米の強国との一戦――東京五輪世代が黄金世代の再現となるだろうか。

【了】

馬場康平●文 text by Kohei Baba

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング