U-20W杯初戦同点弾のエースFW小川が激白 手本としている2人のストライカーとは?
2人を挙げた理由は、決定力以外の部分
興味深いのは憧れのストライカーについて問われた際の答えだ。小川がお手本として挙げたのは、バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスと、ケルンの日本代表FW大迫勇也だった。その理由は決定力以外の部分にあるという。
「2人の選手は素晴らしいフィニッシャーであるだけでなく、チームメートのために多くのチャンスを作っているからです」
こう答えた小川は「空中戦を制し、ボールキープするなど、チームや味方アタッカーのために尽くすことが重要だと思っています。そして、それはウルグアイやイタリアに勝つために不可欠なことだと思っています」と話し、27日の第3戦イタリア戦まで見据えている。そして「僕らの目標はもちろん、世界チャンピオンになることです。それはものすごく高い壁だと思いますが、サッカーならすべてのことが可能だと思っています」と力を込めた。
15歳FW久保に注目が集まりがちの現状だが、この世代で常にエースを張ってきた小川は、世界の舞台で自らの実力を覚醒させようとしているのは間違いない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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