海外メディアが占う本田の「5カ国リーグ移籍実現度」 スペインの新天地候補にはあの名門も…
「ESPN」がミラン10番の去就を特集 Jリーグ復帰は「最も容易な移籍」
日本代表FW本田圭佑は、今季限りでACミランを退団することを21日の第37節ボローニャ戦(3-0)後に自身のツイッターで発表した。3年半を過ごしたミランのラストシーズンでの成績は、残り1試合を残す段階で7試合出場1得点。期待通りの働きができなかった背番号10だが、来季の新天地はどのクラブになるのか。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」も特集している。
2014年1月に期限付き移籍で加入した本田は、ミランでの3年半に別れを告げることになった。特集では「彼の“夢の移籍”は完全な悪夢にはならなかったが、本田はしばしイタリアで出場機会の少なさに苦しむことになった。そして、望んでいたようなインパクトを残すことができなかった。彼の才能に疑いの余地はないが、30歳の段階で、彼からこれ以上のものを期待することができるのか」と本田の現状を分析。そして新天地候補として浮上している5カ国のリーグを挙げて、移籍実現の可能性を占っている。
最初に登場したのは、Jリーグ復帰。「最も容易な移籍で、選手とリーグのどちらにも意味がある」と分析している。
「彼は最大ではないが、依然としてアジアのビッグスターの一人である。本田はJリーグで大きな興味を引く存在になるだろう。中国スーパーリーグから国際的なスポットライトをいくらか奪い返すためにも。スポンサー、メディア、ファンの興味、いずれも大きなディールだ」
本田が母国帰還を果たすことによって世界的ビッグネームをかき集め、イングランドでも放送されるようになった中国リーグへの一定の対抗策になるかもしれないと分析。イタリアで出番を失い、日本代表での定位置が「危険になっている」という現状から「本拠地(Jリーグ)でのプレーは代表選出を容易にする」と記されている。