ユナイテッド16歳MFの夢物語に大反響 2000年生まれ初のプレミアリーガーに
憧れのルーニーとの交代でピッチへ、MFゴメスが16歳263日でデビュー
マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、U-17イングランド代表MFエンジェル・ゴメスは現地時間21日のプレミアリーグ最終節クリスタル・パレス戦で、主将FWウェイン・ルーニーとの途中交代でトップチームを果たした。この若武者の夢物語に大きな関心が集まっている。
リーグ6位が確定した状況で迎えたリーグ最終節を迎えたユナイテッドは、若手中心のメンバー構成で試合に臨んだ。そして、2-0リードで迎えた後半43分、ゴメスはルーニーに代わってピッチに送り出された。16歳263日でトップチームデビューとなり、2000年生まれの選手として最初のプレミアリーガーとなった。
歴史に名を刻んだゴメスだが、本人としてはその記録以上に思い入れのある試合になったに違いない。ゴメスは自身のツイッターにある投稿をして大きな反響を呼んでいる。
「10年後だ! 夢を持った若者。信じれば不可能なことなんてない」
ゴメスはこのようなメッセージとともに2枚の写真を投稿。1枚目は若き日のルーニーと肩を並べて少年時代のゴメスが映るツーショット。そしてもう1枚がパレス戦でゴメスとルーニーが交代で入れ替わる瞬間のものだった。
プロを目指して真っ直ぐに歩んできた少年は、憧れていた選手との交代でピッチに立つという夢のようなデビューを飾ったのだった。
6歳から下部組織でプレーするゴメス。ロナウジーニョを彷彿とさせるとも評判の華麗なボール捌きが売りのテクニシャンは、偉大な先輩と同じように成功を収めることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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