川崎が後半3得点の鮮やかな逆転劇! ACL16強敵地のムアントン戦で3-1先勝

小林をスタメンから外し、森本と家長を抜擢も…前半アディショナルタイムに失点

 川崎フロンターレは23日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメントのラウンド16第1戦ムアントン・ユナイテッド(タイ)を敵地で戦い、前半に先制されるも後半の3得点で3-1と逆転勝利を収めた。

 川崎は主将のFW小林悠をスタメンから外し、FW森本貴幸を先発起用し、MF家長昭博も公式戦約3カ月ぶりとなるスタメンに名を連ねた。一方のムアントンは、“タイのメッシ”と呼ばれるMFチャナティップ・ソングラシンの他、元U-23日本代表DF青山直晃を起用して臨む。

 ホームでグループステージ3連勝という強さを誇るムアントンに対し、川崎はボール保持率を高めてパスワークで攻撃する姿勢を見せた。しかし、なかなか敵陣ペナルティーエリア内を攻略するには至らず、決定機を作り出すことはできなかった。

 一方のムアントンも川崎ボールを奪ってからのカウンターでミスも多く、有効な攻撃は繰り出せず。互いに突破口を見つけられないまま時間が流れた。そのなかで、ラストプレーとなった前半アディショナルタイム、ペナルティーエリア手前でFWティーラシンに前を向かれると、そのまま反転した勢いを利用した右足ミドルを蹴り込まれた。川崎は0-1とリードを許して前半を終えた。

 

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