鹿島が敵地で広州恒大に0-1敗戦 パウリーニョに決勝弾奪われACL16強で先勝許す
第2戦は1-0で延長戦、2点差以上の勝利が必須に
後半に入って直後の4分、鹿島は負傷の影響もあってか金森に代えてFWペドロ・ジュニオールを投入した。その2分後には金崎が右サイドでボールを受けると、鋭いターンから後半最初のシュートを放つ。しかしその直後には、リ・ガクホからのクロスをフリーになったリカルド・グラルに頭で合わされる。シュートは枠外へと外れたが、鹿島は肝を冷やした。
時間が経つにつれ膠着した展開となるなか、同24分にはMFユー・ハンチャオに決定的なヘディングシュートを放たれたが、またしてもクォン・スンテのファインセーブで難を逃れた。
しかし後半30分、ついに鹿島の堅守が決壊する。広州恒大の右CKが流れたボールをパウリーニョに詰められ、ゴールネットを揺らされた。
鹿島は同32分に永木が約30メートルの位置からの直接FKで思い切りのよいシュートを放つなど反撃の姿勢を見せたが、アウェーゴールを挙げられないまま敗戦。第2戦では1-0での勝利で延長戦、2点差以上での勝利が求められる状況に追い込まれた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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