韓国のメッシ、アルゼンチン戦50メートル独走弾! 10番エースが2戦2得点1アシストと大活躍
バルセロナB所属のFWイ・スンウが韓国を牽引、連勝で決勝T進出が決定
20日に開幕したU-20ワールドカップ(W杯)韓国大会で、開催国のU-20韓国代表はグループリーグ第2戦でアルゼンチンに2-1と勝利。初戦のギニア戦(3-0)に続く連勝で、イングランドとの第3戦を残しながら余裕の決勝トーナメント進出を決めた。
チームの原動力となっているのは、“韓国のメッシ”と呼ばれるバルセロナB所属のFWイ・スンウだ。第1戦で1得点1アシストと活躍すると、第2戦でも圧倒的な存在感を放った。
アルゼンチン戦の前半18分、ハーフウェーライン付近で味方が競ったこぼれ球を拾ったイ・スンウは、一気に加速してドリブルを開始。そのままスピードに乗ってボールを運び、対峙したDFを1人かわしてゴールへ猛進すると、飛び出した相手GKを嘲笑うかのようにふわりと浮かしたシュートを沈める。約50メートルの独走ドリブルから、最後は繊細なボールタッチを見せ、チームに勢いをもたらす先制弾を叩き込んだ。
その後、韓国は同42分にバルセロナB所属のMFペク・スンホがPKを決めて2-0とリードを広げ、後半に1点を返されたが最終的に2-1で韓国が勝利した。
10番イ・スンウが2試合2得点1アシストとエースに相応しい出色のパフォーマンスを披露し、ホスト国の韓国は早々に決勝トーナメント進出が決定。先に試合を終えて2連勝を飾っていたベネズエラもグループリーグ突破を決めている。
なお、南アフリカとの第1戦で2-1と逆転勝利した日本は、24日(20時)にウルグアイとの第2戦に臨む。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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