ミラン本田に辛口批評を続けた伊メディアも感服 惜別弾を称賛「全ての選手にとってお手本」
同僚DFも「特別な選手」と別れ惜しむ
また、本田をベンチにとどまらせ続けたヴィチェンツァ・モンテッラ監督も「彼はチャンピオンとしての役割を果たした。チャンスが与えられた時にミスをしなかった。それは全員にとってのお手本だ」と称賛したことを明記。またDFイニャツィオ・アバーテが「ケイスケはプロフェッショナル、真剣さを兼ね備えた特別な選手だ」とインスタグラムで別れを惜しんだことも伝えている。
同紙は「アメリカや中国のオファーを避け、欧州でのプレーを希望している。それはバヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表で2018年のワールドカップを狙うためだ」と、今後の移籍先の展望について記して締めている。
本田にとってミランでの3年半は厳しい批判にさらされる時期が長く続き、今シーズンに至っては出場機会すら満足に得られない状況に陥った。それでもロッソネロのユニフォームを着用して本拠地サンシーロに立った最後の試合で見せた意地は、辛口批評を続けたイタリアメディアをも感服させる一撃だったのは間違いない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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