本田、本拠地最終戦でミラン3年半に有終の美 伊メディア「記憶に焼き付けるゴールを決め去っていく」

伊メディアが特集、勝負強さを絶賛「その全てのプロフェッショナリズムと技術を表現」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、21日のリーグ戦ホーム最終戦ボローニャ戦で後半11分から途中出場し、同28分に直接FKを決めてチームの3-0勝利に貢献した。来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得する6位を確定させたゲームで決定的な仕事をした本田に対し、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は「最後のサンシーロで、その記憶に強烈に焼き付けるゴールを決めて去っていく」と特集している。

 本田は今季リーグ戦で前節まで6試合98分間の出場、スタメンはわずかに1試合の状態だった。現地メディアでは「パンキナーロ(ベンチ要員)」というニックネームを付けられる苦しみのシーズンを、「サムライはプロサッカー選手としての生活で最も難しいシーズンを過ごした。何カ月も、何カ月もベンチで過ごしてきたからだ」と評した。

 そうしたなかで、このボローニャ戦では34分間のプレータイムを与えられると右ウイングで精力的にプレー。カットインからの左足シュートに加え、ゴール正面23メートルから鋭く曲がり落ちる直接FKで今季初ゴール、実に462日ぶりの一撃を決めた。同記事では、その勝負強さを絶賛している。

「この日、彼はその全てのプロフェッショナリズムと技術を表現した。このような重要なゲームに入るのも、決定づけるのも簡単なことではない」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング