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フィーゴ氏がFIFA会長選への立候補を表明 「私は恩返しがしたい」
「FIFAに対する現在の認識は好ましくない」
元ポルトガル代表MFでバルセロナやレアル・マドリードで活躍した名手、ルイス・フィーゴ氏(42)が国際サッカー連盟(FIFA)会長選への出馬を表明した。
かつての天才ドリブラーは自身の公式ツイッターで「私はFIFA会長選への宣言をできて喜んでいる。フットボールは私の人生に多くをもたらしてくれた。私は恩返しがしたい」とゼップ・ブラッター会長の後継者となる決意表明している。
米ニュース専門チャンネル「CNN」のインタビューに登場したフィーゴは「私はフットボールを大事に考えている。だからこそ、FIFAに対する現在の認識は好ましくない。もしも、インターネットでFIFAという単語を検索した場合、最初に出てくるワードはスキャンダルだ。前向きな単語とは言い難い」と語っていた。
現在のFIFAには数多くの疑惑が渦巻いている。2018年、2022年のW杯招致に関する複数のFIFA理事に対する収賄疑惑がイングランドやフランスのメディアによって明るみになったにも関わらず、ロシアとカタールの開催に関しては変更せず。専門家による調査結果の公表内容も事実と異なる内容だったと糾弾されていた。
クリーンなイメージを持つ名手はその知名度から有力候補となるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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