完全復活の元コロンビア代表FWが古巣アトレチコに復帰? 闘将シメオネが獲得リクエスト
今季モナコでリーグ戦29試合21ゴールと活躍のファルカオ
一時期の不調から今季のモナコで完全復活を遂げた元コロンビア代表FWラダメル・ファルカオに、古巣への復帰話が浮上しているという。スペインメディア「ドン・バロン」が報じている。
ファルカオは昨季チェルシーで完全なる不発に終わったが、今季はモナコで復活。18歳の新鋭FWキリアン・ムバッペとのコンビはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の舞台でも破壊力を発揮し、ファルカオはリーグ29試合出場21ゴール、CLは予選から併せて10試合出場7ゴールと、かつて世界最高のストライカーと呼ばれた姿を取り戻している。
そのファルカオに対して、アトレチコ・マドリードが獲得の意向を持っているという。ディエゴ・シメオネ監督はファルカオのプレーに感銘を受け、モナコに対して獲得のオファーを出すようにリクエストを出したという。
ファルカオは2011年夏から2シーズンに渡ってアトレチコでプレーしていた。当時のクラブ史上最高額となる4000万ユーロ(約48億円)でやって来たストライカーは爆発的な得点力を見せ、公式戦91試合出場70ゴールという驚異的な数字を残した。その後、モナコに移籍したが負傷により不遇の時期を迎えていた。
UEFAヨーロッパリーグ優勝と得点王も獲得するなど、ファルカオにとっても良い思い出が残っているはずのアトレチコだが、その古巣からの復帰オファーに“虎”の異名を持つストライカーの心は動かされるのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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