U-20W杯初戦、日本が南アに2-1逆転勝利 小川が同点弾、途中出場の久保アシストで堂安が決勝弾

主将の坂井、堂安、小川、岩崎らが先発、前半7分に先制点を献上した日本

 U-20ワールドカップ(W杯)韓国大会、日本代表にとってグループリーグ初戦となる南アフリカ戦が21日に行われた。立ち上がりに先制を許したもののエース小川航基の同点ゴールで追いつくと、途中出場の久保建英のアシストから堂安律が勝ち越しゴールをゲット。2-1で逆転勝利した。

 この世代5大会ぶりとなるW杯の大舞台に挑むチームはこの日、主将の坂井大将、堂安律、小川航基、岩崎悠人らといった昨秋のAFC U-19選手権を制した主力を並べ、DF登録で186センチの板倉滉をボランチに起用した。

 試合は前半7分、日本の最終ラインの統率が取れず、南アフリカのMFマージマンに抜け出される。シュートはわずかに枠外に逸れるかに見えたが、カバーに入った冨安に当たってゴールに突き刺さり、0-1と先手を許した。

 日本はその後も南アフリカのスピードを生かしたロングボール攻撃に対応が遅れて、ピンチをたびたび迎え、AFC U-19選手権で無失点優勝を果たした堅守が綻びを生じた。しかし、その後は日本が反撃。右コーナーキックからの流れを小川が振り向きざまで左足ボレーシュートを放つ。エースの意外性のある一撃は相手GKが一歩も反応できなかったが、クロスバーを直撃。その後もチャンスを多く作ったが1点リードを許したまま前半を終えた。

 

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