本田も定位置争い激化へ ミランがデストロとクラブ間で合意か!?
1トップの先発候補
ACミランが、ASローマのFWマッティア・デストロとのクラブ間合意に達したと、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。
完全買い取りオプション付きの半年間のレンタル契約だという。レンタル料は70万ユーロ(約9300万円)。買い取り時の移籍金は合計1600万ユーロ(約21億円)で、3回の分割払いとなるようだ。現在は年俸交渉に入っているが、ミランの提示した年俸150万ユーロ(約2億円)をデストロサイドは不服のようだ。
ローマでは英雄、フランチェスコ・トッティが、38歳にして実力健在のため、出場機会を手にすることができていなかった。だが、ミランでは1トップの先発候補として期待が懸かる。デストロ加入時には「偽の9番役」として1トップでプレーしてきた元フランス代表FWジェレミー・メネズがサイドに回る可能性が高くなる。
すでにイタリア代表FWアレッシオ・チェルチ、U-21スペイン代表MFスソという左利きのアタッカーも加入しており、27日のイタリア杯準々決勝ラツィオ戦(0-1で敗戦)に強行出場した日本代表本田圭佑のポジション争いは激化の一途をたどるだろう。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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