今季期待を裏切った「プレミアリーグのワースト11」 岡崎同僚も不名誉な選出

米メディアが特集 鳴り物入りで加入のGKブラーボも選ばれる

 プレミアリーグは21日の最終節で、白熱したシーズンの戦いに幕を下ろすことになる。すでにチェルシーが2季ぶりの優勝を決めた一方、日本代表FW岡崎慎司が所属する昨季王者レスター・シティは序盤戦からの不振によりクラウディオ・ラニエリ前監督が解任されるなど、苦しいシーズンを送った。期待以上の活躍を見せる選手もいたなか、想定外の不振に見舞われた選手もいる。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」では、今季のプレミアワーストイレブンを選出。昨季レスター奇跡の初優勝の立役者となった“魔術師”も、不名誉なノミネートを果たしている。

 システムは3-5-2。GKは今季バルセロナからマンチェスター・シティに鳴り物入りで加入したチリ代表GKクラウディオ・ブラーボだ。「GKの大惨事となれば、ここから始めるしかない。コパ・アメリカ優勝2回、バルセロナで全てを勝ち取った男はシティを救うことができず、悪名を高めた」と一刀両断されている。イングランド代表GKジョー・ハートをトリノに追い出してまで獲得した百戦錬磨のチリ人守護神だが、数々の失態を犯して先発の座を元アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロに奪われた。

 3バックはサンダーランドのコートジボワール代表DFラミーヌ・コネ、シティのイングランド代表DFジョン・ストーンズ、マンチェスター・ユナイテッドのイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンが選出された。

 昨季エバートンが獲得に乗り出すほどの活躍を見せ、5年契約を結び直して残留したコネだが、2部降格の戦犯の一人となってしまった。ジョーンズはバルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケの再来と期待されたが、「今のところ機能していない」とされ、本来右サイドバックのダルミアンは「素晴らしいアントニオ・バレンシアにその座を奪われ、定位置ではない場所でのプレーを余儀なくされた」と同情されている。

 

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