浦和がホームで清水に痛恨ドロー 興梠ハットトリックも後半7分間でまさかの3失点
2点を先制するも、清水の強力2トップに電光石火の3ゴールを奪われる
派手な点の取り合いになったゲームは痛み分けに終わった。20日のJリーグ第12節、浦和レッズ対清水エスパルスは、FW興梠慎三のハットトリックで首位の浦和が3点を奪うも、清水もFW鄭大世の2ゴールとFWチアゴ・アウベスのゴールで3得点。3-3の引き分けに終わった。
浦和は2試合出場停止のDF森脇良太がこのゲームまで出場できず、前節のアルビレックス新潟戦に続いてMF宇賀神友弥を右ストッパーにコンバートした。FWラファエル・シルバが負傷欠場となり、FW李忠成をスタメン起用して臨んだ。
最初にリズムをつかんだのは浦和だった。開始1分でFW興梠慎三がゴールポスト直撃のシュートを放つなどパスワークでリズムをつかむと、前半24分にエースの美技が炸裂した。左サイドのMF関根貴大が中央に入れたラストパスがゴール前に浮くと、いち早く反応した興梠はそのまま左足でオーバーヘッドキック。鮮やかなシュートがゴールに吸い込まれ、浦和が先制に成功し、1-0とリードして前半を終えた。
すると後半は点の取り合いになった。まずは浦和が同12分、右サイドを突破したMF駒井善成のクロスに興梠が打点の高いヘディングで合わせて2点目。リードを広げ、浦和の勝利へのムードが高まった。
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