J2福岡FW邦本、「クラブの秩序風紀を著しく乱した」違反で契約解除 「ご迷惑を…」とクラブ謝罪

浦和で最年少ゴールを記録した逸材、今季福岡で在籍3年目ながら19日付で契約解除

 J2リーグのアビスパ福岡は19日、FW邦本宜裕を19日付で契約解除すると発表した。条項違反により、邦本とクラブ双方合意の下で契約解除になった。

 福岡はクラブ公式サイトで声明を発表。「この度、弊クラブは、邦本宜裕選手(以下「邦本選手」といいます)との選手契約を、邦本選手の契約条項(日本サッカー協会選手契約書第9条1(5)クラブの秩序風紀を著しく乱したとき)違反により、邦本選手及び弊クラブ双方合意の下、2017年5月19日付で解除いたしましたので、お知らせいたします」

 浦和レッズ下部組織出身の邦本は高校1年時にトップチームに2種登録され、13年10月16日天皇杯3回戦のモンテディオ山形戦でクラブ最年少ゴールを記録。将来を嘱望された逸材だが、15年に福岡でプロデビューを飾り、今季で在籍3年目を迎えていた。

 現在19歳のFWは契約条項に違反する行為を犯し、「クラブの秩序風紀を著しく乱した」と判断されて契約解除に至ったようだ。その詳細は未発表ながら、クラブはすでに邦本の肖像画が使用された日程ポスターについて「現在掲出中の日程ポスターに邦本選手の肖像が使用されているため、今回の契約解除に伴い新ポスターの製作、張り替えを実施いたします」としている。

 クラブは最後に「ご関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしますことお詫び申し上げます」と謝罪の意を示している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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