ヘント久保が1得点2アシストで八面六臂の活躍 現地メディア称賛「今冬のベスト移籍加入選手」

ズルテ・ワヘレム戦に先発出場した久保が3試合連続ゴール

 ヘントの日本代表FW久保裕也は、現地時間18日に行われたベルギーリーグのプレーオフ第9節ズルテ・ワヘレム戦に先発出場しダメ押しゴールを決めて5-2勝利に貢献した。1ゴール2アシストの活躍ぶりに地元メディアも、今冬の移籍市場の“掘り出し物”の一人として紹介している。

 久保は2-0で迎えた後半14分に左サイドでボールを受けるとグラウンダーのパスで逆サイドに展開。これをフリーで受けたFWカルーが右足シュートを決める。その2分後の後半16分にもゴールキックのボールをヒールで巧みに流すと、最終ライン裏に抜け出たFWクリバリが相手GKを交わしてゴール。2分間で2アシストをマークした。そして後半38分には左サイドからのスルーパスに久保が抜け出すと、相手GKとの1対1を冷静に制してゴールラッシュを締めくくるチーム5点目を決めた。

 ベルギーメディア「Voetbalkrant」は試合のダイジェストで「カルーはクボからの素晴らしいボールを受けた」、「アシストを決めた後、クボもヘント加入後通算11ゴール目を決めた」と八面六臂の活躍ぶりを称えている。またこの日がホーム最終戦ということもあり、同サイトの記事では「今冬のベスト移籍加入選手」として、守護神に定着したクロアチア人GKカリニッチに次ぐ支持を集めたのは久保だったとも伝えている。

 ヘントは首位アンデルレヒト、2位クラブ・ブルージュに次ぐ3位をキープしている。3試合連続ゴールを含め、移籍後16試合で11ゴールと量産する久保への評価は、現地でも高まり続けている模様だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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