バルサが元ミラン強化部長を招聘へ
ミランで28年間辣腕を振るったブライダ氏
ミランの黄金時代を支えたアリエド・ブライダ元強化部長がバルセロナの国際強化部長に就任することが明らかになった。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
ブライダ氏は28年間ミランの強化部でアドリアーノ・ガリアーニCEOとともに辣腕を発揮。2013年に退任するまでにトヨタカップ、欧州チャンピオンズリーグ、セリエAなど様々なタイトルをもたらした。ミラン退任後、サンプドリアの強化部入りしたが、2014年5月にオーナー変更に伴い、退職していた。
バルセロナは先月、スポーツ・ディレクターのアンドニ・スビサレッタ氏を数々の補強失敗などにより解任。実績抜群のブライダ氏はこの後任を務める格好だ。バルセロナは18歳以下の選手の国際移籍に関する規則に抵触。FIFAから2016年1月までの移籍市場参入の禁止処分が下されており、現在補強できない状況となっているが、移籍市場再参入時の巻き返しの準備を着々と進めているようだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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