U-20W杯出場の「レジェンド二世」9人をFIFAが紹介 伝説的ストライカーやDFの息子も
筆頭に登場したのは元ドイツ代表クリンスマンの息子、アメリカ代表として参戦
FIFAU-20ワールドカップ(W杯)韓国大会に参戦するU-20日本代表はすでに現地入りし、21日のグループリーグ初戦の南アフリカ戦に向けて準備を進めている。FIFA公式サイトでは、過去のU-20W杯も含めて出場した「レジェンド二世」を9人紹介している。
「U-20ワールドカップにおけるレジェンドの子供たち」という特集では、偉大な父親の足跡を歩もうとしている二代目を紹介している。
筆頭に登場したのは西ドイツ代表の伝説的ストライカーのユルゲン・クリンスマンの息子、ジョナサン・クリンスマンだ。カリフォルニア生まれのゴールキーパーは父親が2011年から16年までアメリカ代表を率いていた影響もあり、アメリカ代表として今大会に参戦する。
カリフォルニア大に通う守護神だが、来季はブンデスリーガ昇格濃厚な日本代表FW浅野拓磨が所属するシュツットガルトに移籍が確実視。1990年イタリアW杯優勝に貢献した父親がキャリアをスタートした古豪で練習に参加しており、大会屈指のGKと言えそうだ。
2人目は元フランス代表の伝説的DFリリアン・テュラムの息子、マルクスが選出されている。1998年フランスワールドカップ優勝メンバーでパルマ、ユベントスで活躍した世界最高のストッパーの息子は仏2部FCソショーに所属。U-20フランス代表では10番を背負ってプレーしているが、ストライカーとして期待を集めている。
「外から見た人は、この名前を重荷と考えるかもしれない。しかし、そんなことは全くない。何も変わらない」と二世の重圧を物ともしないようだ。