ミラン黄金期の英雄がクラブ幹部としての復帰を拒否 「プロジェクトには疑問が多すぎる」
古巣と距離を置くマルディーニ氏 「復帰に近づいたこともあったが…」
元イタリア代表の伝説的DFパオロ・マルディーニ氏が、中国人オーナーが買収した古巣ACミランへのクラブ幹部としての復帰を拒否。「このプロジェクトにはあまりに疑問が多すぎる」と現体制を一刀両断している。地元ラジオ局「ラジオ・モンテカルロ」が報じている。
ミラン一筋リーグ戦647試合出場のレジェンドは、凋落する古巣と距離を置き、アメリカ2部マイアミFCの共同オーナーを務めるなど、引退後は独自のキャリアを歩いている。
「私がなぜミランに戻らないのか分からない。シルビオ・ベルルスコーニの時にも中国人オーナーの時も、復帰に近づいたこともあった。新しいパトロンとも話した。だが、このプロジェクトにはあまりに多くの疑問がありすぎる。私に提案された役割にも、だ」
マルディーニ氏はこう語った。ベルルスコーニ元会長からクラブを買収した中国人、リー・ヨンホン会長とも会談を持ったが、名門再建計画を一刀両断していた。
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