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RマドリードにFIFAが補強禁止処分の可能性
レアルはペナルティ回避に自信
レアル・マドリードが国際サッカー連盟(FIFA)から補強禁止のペナルティを科される可能性が浮上している。英地元紙「ガーディアン」が報じている。
レアルは2012年にマドリード市内のサッカースクールに所属していた12歳のベネズエラ人プレイヤー2名と他クラブとの争奪戦の末に契約を結んだ。だが、FIFAは18歳以下のEU外国籍選手がヨーロッパなどに国際移籍をする際、両親がともに引っ越すことをルール上明記している。当時の補強がこの規定違反に触れたものである疑いがかけられており、FIFAは調査を開始しているという。
宿敵バルセロナがこの規約に違反したことで2016年1月までの移籍市場参入の禁止処分が下されており、現在補強できない状況となっている。レアルも同様の処分を下される可能性があり、違反と判断された際は一定期間の補強禁止を言い渡されることになりそうだ。
クラブ側はFIFAの調査協力に応じており、ペナルティ回避に自信を示している。
レアルの幹部のエミリオ・ブトラゲーニョ氏はスペイン地元紙「AS」に対し、「我々はFIFAとその問題について合意済みだ。我々は彼らから尋ねられたことに対し、協力し続けていく」と話している。
今冬の移籍市場では16歳の神童MFマーティン・エデゴーらを獲得するなど、未来のチーム編成にも抜け目のないレアルだが、移籍市場参入の禁止が可決された場合、銀河系軍団はかってない大ピンチに直面することになる。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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