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天津権健がドルトムント俊足FWに巨額オファー チャイナマネーの威力発揮、年俸60億円提示
天津権健はオーバメヤンが第一希望と報道、直近ではPSGも獲得に興味
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのエース、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが、中国から驚愕の金額でオファーを受けているという。フランス紙「レキップ」が報じている。
オーバメヤンにオファーを提示しているのは、元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏が監督を務める天津権健だという。すでにチェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタにオファーを提示しているとも報じられてきたが、オーバメヤンが第一希望だとされる。
ドルトムントの俊足FWに提示した年俸額は5000万ユーロ(60億円)だという。この巨額は、Jリーグで最も収入の多い浦和レッズの年間収入とほぼ同額で、それを1選手の年俸額として提示している模様だ。
欧州のビッグクラブがオーバメヤンの獲得を狙うなか、直近ではフランス強豪パリ・サンジェルマン(PSG)が最も強い興味を向けていると伝えている。オイルマネーで潤い、過去にも多くのビッグネームを引き抜いてきたPSGといえども、この金額のオファーはできないと報じ、改めてチャイナマネーの破壊力を見せつけている。
キャリアの中で全盛期を迎えつつあるオーバメヤンだが、ドルトムント残留か、ビッグクラブ移籍か、あるいは超高額オファーを受けての中国行きか。夏の移籍市場で多くの話題をさらうことになりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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