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ドルトムント香川に居場所はあるのか? 来季新監督で合意報道の“ファブレ戦術”を分析
4-4-2が主戦システムになると…
ただし、ファブレ監督がボルシアMGで成功を収めた4-4-2を採用する場合は、中盤センターが二人となるため、香川が居場所を見つけるのは難しいかもしれない。ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルをはじめ、MFヌリ・シャヒンやMFセバスティアン・ローデ、そしてボルシアMGからの加入が内定しているU-21ドイツ代表MFマフムード・ダフードなど、より攻守のバランスに優れたタイプの方が適任と言えるだろう。
前半戦は故障も重なって出番の少なかった香川だが、終盤にかけて復調するとゴールとアシストに絡む活躍を披露。コンディションが万全であれば、トップクラスのクオリティーがあることを証明した。残留すればドルトムント通算6季目となる来季は、開幕から安定した活躍を見せることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images