U-20W杯で日本と同組のイタリア代表監督が断言 「素晴らしい才能が揃う世代だ」

 

ミラン黄金期を知るエバーニ監督が抱負を語る 「大会の重要性と難しさを理解している」

 U-20ワールドカップ(W杯)は20日に韓国で開幕するが、日本と同組に入っているU-20イタリア代表のアルベリゴ・エバーニ監督が、ウルグアイとの初戦の重要性を語っている。イタリア衛星放送局「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じたもの。

 エバーニ監督は現役時代、ACミラン黄金期の一員としてプレー。1989年のトヨタカップでは、コロンビア代表GKレネ・イギータを擁するアトレチコ・ナシオナルと対戦し、延長後半に決勝の直接FKを決めた。1994年のアメリカW杯ではイタリア代表の一員としてプレーし、ブラジルとの決勝ではPK戦3人目のキッカーとして登場し、冷静にゴールを決めている。

 そのエバーニ監督が率いるU-20イタリア代表は、大会の開幕時期がセリエA最終節が終了する前とあって、この年代でクラブのレギュラーポジションをつかんでいる選手は数名参加していない。エバーニ監督はそれでも、イタリアにおけるこの世代が強力なタレントを擁することに自信を持っている。

「我々はこの大会の重要性と難しさを理解しているよ。だが、選手たちの準備は整っている。(マヌエル・)ロカテッリや(フェデリコ・)キエーザのように、すでに上のカテゴリーでプレーしている選手もいるが、この1997年生まれの世代はイタリアにとって素晴らしい才能が揃う世代だ」

 

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