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暴行退場のC・ロナウドに最大12試合の出場停止処分の可能性浮上
コルドバ戦主審はパンチを見逃した?
レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに12試合の出場停止処分が下る可能性が浮上している。英地元紙「デイリー・ミラー」が報じた。
24日に行われたリーグ戦第20節のコルドバ戦に先発出場したロナウドは後半38分、ペナルティーエリアへ侵入するも相手DFエジマールに体を入れられブロックされてしまう。その際、いら立ちを見せたロナウドは、エジマールを背後から蹴りつけた。さらに、詰め寄った相手DFホセ・クレスポの顔を殴るなどの暴挙に出てしまい、退場処分が下された。
28日に行われる起立委員会でロナウドの行為が過度の暴力行為に相当すれば、最大で12試合の出場停止処分が下る可能性があるという。この試合の主審を担当したアレサンドロ・エルナンデス主審が提出した試合後の報告書には「ボールと関係のない部分で相手を蹴った」という記載にとどまり、クレスポへのパンチの部分は見逃していたという。
ロナウドの出場停止が1試合で済む場合は、次節のレアル・ソシエダ戦での欠場のみとなるが、仮に最大12試合処分が下ってしまった際は、チームにとって痛すぎる大打撃となるのは間違いない。現在リーグ20試合28得点のロナウドは、このまま順調に得点を重ねれば、歴代最高得点の更新が確実視されていた。その中でのこの騒動。出場停止処分の試合数によって、レアルの命運とロナウドの偉業は大きな影響を受けることになりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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