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香川のドルトムントが指揮官交代へ ニース躍進に導いたファブレ監督と2年契約で合意報道
かつてブンデスで2クラブを指揮、今季は悪童加入のニースでCL出場権獲得
日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントが、今季フランスのニースを躍進に導いたルシアン・ファブレ監督と来季からの契約で合意したとドイツ紙「ビルト」が報じている。
同紙によると、すでにドルトムントとファブレ氏の間では2年契約で合意。来季からの指揮を執ることが決定的だという。ドルトムントは現在のトーマス・トゥヘル監督と来季終了まで契約を残しているが、解任の方針と指揮官交代が確定した模様だ。
独紙「ルール・ナハリヒテン」はビルト紙の報道を紹介したうえで、DFBポカール(ドイツ杯)の決勝まで進出しているチーム状況を鑑み、「トゥヘルの将来は決勝後に明らかになる」と報じている。正式発表は27日にフランクフルトと戦う決勝戦終了後と見られている。
ファブレ氏は、これまで母国スイスで4クラブを指揮し、ブンデスリーガではヘルタ・ベルリン、ボルシア・メンヘングラードバッハを率いた。スイスリーグとブンデスリーガの両方で最優秀監督に選出されるなど確かな手腕を誇る59歳は、今季から“悪童”こと元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが加入したニース監督に就任し、リーグ3位に導いて来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得を果たしている。
トゥヘル監督の下では最大限の信頼を勝ち得たとは言えない香川は、今季のリーグ戦では1ゴールにとどまっている。指揮官交代により、再び不動の中心選手へと返り咲くことができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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