本田のライバルMFにもリーガ移籍の可能性浮上 ミラン慰留交渉も…母国強豪へステップアップか
アトレチコがミランの2試合視察、スソ獲得に向けて移籍交渉と伊地元紙
ACミランの日本代表FW本田圭佑は今季限りでミランと契約満了となるなか、来季スペイン1部に昇格するレバンテ移籍の可能性が浮上している。一方、今季本田から右ウイングの定位置を奪ったライバルのスソもリーガに移籍する可能性が浮上しているという。イタリア地元紙「トゥット・スポルト」が報じている。
元U-21スペイン代表MFスソは、ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の信頼を得て右ウイングに固定された。正確な左足でのキックと切れ味鋭いドリブル突破を武器とするレフティーは、リーグ戦7得点9アシストと今季ミランで最大の攻撃のオプションとして活躍した。
ミランは2019年6月まで残されたスソの契約を21年6月まで延長し、年俸を2億5000万ユーロ(約3億円)に増額しようとしている。現在、慰留に向けて交渉中だが、ここにスペイン1部で現在3位の強豪アトレチコ・マドリードが獲得に乗り出したという。アトレチコの強化担当がミランのリーグ戦2試合を視察し、マッシミリアーノ・ミラベッリ強化部長が移籍交渉を持ったと報じられている。
スペイン出身のスソにとっては、今季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)4強入りを果たし、来季もCL出場権を確保しているアトレチコ移籍で大いなるステップアップとなる。
本田は来季1部昇格するレバンテ移籍の可能性が浮上しているが、来季スペインで対決することになるかもしれない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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