ミラン番記者が語る本田の「理想的な新天地」 レバンテ移籍は噂レベル、活躍できる場所は?
W杯に向けて「ヨーロッパでプレーを続けるのはいいこと」と指摘
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、13日に行われた第36節の敵地アタランタ戦でリーグ戦26試合連続の先発落ちとなり、1-1ドローに終わった試合で出番は訪れなかった。今季限りで契約満了となる本田はベンチ要員という現状で契約延長オファーは届いていない。来季スペイン1部に昇格するレバンテへの移籍話が浮上しているが、イタリアの番記者は「理想的な新天地」に言及。移籍実現を左右するスポンサーやマーケティングについて「付随することは避けられない」と指摘している。
本田はアタランタ戦で出番なしに終わった。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は定番の4-3-3システムではなく、3-5-2システムで臨んだが、本田には最後まで声が掛からず。このまま寂しくチームを去りそうな背番号10について、地元テレビ局「7ゴールドTV」で長らくミラン番記者を務めてきたパオロ・ヴィンチ記者は本田のレバンテ移籍について考察を深めている。
「レバンテ? 確かにそういう噂は存在する。本田にとっては、スペインでプレーするのはミランにいるよりもずっといい。ロシア・ワールドカップ(W杯)のためにも、ヨーロッパでプレーを続けるのはいいことだ。世界から注目を浴びることができるし、持続性を持ってプレーすることができるかもしれない。日本代表でプレーするためにも、良い選択かもしれない。実際に移籍するか、交渉しているかはこれから先の確認が必要だし、オファー内容を計らなければならない」
ヴィンチ記者は本田のレバンテ移籍に関して、噂レベルで正式オファーの段階には至っていないと分析。それでも、2018年に迫るロシアW杯での日本代表メンバー入りに向けて出場機会を手にできるかもしれないと指摘している。ミランでは昨季リーグ戦1得点3アシスト。今季はリーグ戦98分の出番で得点もアシストもない。