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インテル暫定監督がサポーター怒りの“途中帰宅”に理解示す 「彼らの抗議は全くもって正しい」
2分6敗と大不振のインテル サッスオーロ戦ではゴール裏サポーターが一斉退席
日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、14日の本拠地サッスオーロ戦で1-2と敗戦を喫した。直近8試合で2分6敗と転落が止まらない名門のサポーターは自軍選手に罵声を浴びせ、この試合が現地時間12時30分のキックオフだったことから、ゴール裏のサポーターが「応援する価値がない。ランチに行ってくる」との横断幕を掲げて試合中に一斉退席する異常事態に発展している。ステファノ・ベッキ暫定監督は「彼らの抗議は全くもって正しい」と、チームの不甲斐なさを認めている。
本拠地ジュゼッペ・メアッツァでチームを鼓舞するはずのゴール裏のサポーター集団「クルバ・ノルド」は、シーズン終盤戦で不甲斐ない戦いを続ける選手と、ステファノ・ピオリ前監督を解任したチームに怒りを爆発させていた。
試合前の選手紹介では、インテルの選手に大ブーイング。試合開始直後には「お前らには価値はない。クソ野郎どもに価値などない!」「とっとと働け!」というチャントが向けられた。極めつけは「我々のサポートに値しない。今日は挨拶して、これからランチに行くことにする」との横断幕を示すと、サポーターは解散。ぞろぞろと座席を離れ、ゴール裏が一気に空席になるという異常事態に陥った。
声援を送るサポーターに三行半を突きつけられた格好のインテルだが、この日も守備陣が踏ん張りきれずに1-2と敗戦。長友も5試合連続で先発したが、ハーフタイムでDFアンサルディと交代した。
ヴェッキ暫定監督は試合後、地元テレビ局「メディアセット・プレミアム」に登場。本拠地のスタンドの異様な雰囲気にチームが影響されたと認めている。
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