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コンテ監督が就任1年で“モウリーニョ超え”へ チェルシーがクラブ史上最高年俸提示と英紙
リーグタイ記録13連勝と怒涛の快進撃で優勝、クラブにコンテ監督を手放す意思なし
2季ぶりにプレミアリーグ王座に返り咲いたチェルシーは、インテル行きが噂されているアントニオ・コンテ監督の引き止めのためにクラブ史上最高額の年俸を用意するようだ。就任1年で“スペシャル・ワン”ことジョゼ・モウリーニョ監督超えを果たすことになると、英紙「ガーディアン」が報じている。
コンテ監督はチェルシーの指揮官就任当初は4-3-3システムをベースに戦っていたが、リバプール、アーセナルに連敗後は3-4-3システムへと大胆な戦術変更に踏み切った。これが功を奏して、その後はリーグタイ記録の13連勝を記録するなど怒涛の快進撃で、一度首位に立ってからはその座を明け渡すことなくリーグ制覇までこぎつけた。
昨夏にチェルシーと3年契約を結んだ闘将の年俸は推定650万ポンド(約9億5000万円)と言われているが、記事によればクラブはさらなる給与アップを盛り込んだ新契約をオファーする見込みだという。そしてその年俸額は、2015年にリーグ制覇後に当時のモウリーニョ監督(現マンチェスター・ユナイテッド)に提示したクラブ史上最高の750万ポンド(約11億円)を超えるものになるという。
ステファーノ・ピオリ前監督を解任したインテルが次期監督にコンテ監督の引き抜きを狙っていると報じられているが、いち早く牽制をかけ、クラブに闘将を手放す意思がないという態度を鮮明にしている。
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