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香川が公式動画で宣言通りの1アシスト 「密集した相手にチャンス創出」と海外メディアも高評価
アウクスブルク戦に2戦ぶり先発 試合前にドルトムント公式インタビューで抱負語る
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、現地時間13日に行われた敵地アウクスブルク戦で1アシストを記録するなど、2試合ぶりの先発出場でゴールに絡んだ。チームは1-1で引き分けに終わったが、試合前に公開されたクラブ公式インタビューで、残り全ての試合で「1ゴール1アシスト」と目標を語っていた香川は、その半分を達成し、海外メディアからもチーム2位タイの高評価を受けている。
前半、ドイツ代表MFヴァイグルが足首を負傷して途中交代。さらにカウンターからあっさりと失点するなど、劣勢を強いられたなかで迎えた前半32分だった。香川は右からのクロスボールが跳ね返されたこぼれ球をゴール正面で拾うと、ワントラップから右足でシュート。これをGKの目の前でFWオーバメヤンがコースを変えて流し込んだ。香川にとっては今季5つ目のアシストとなった。
その後は得点こそ奪えなかったものの、香川は後半にも左足でのクロスをオーバメヤンの頭へピタリと合わせるなどチャンスを演出した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の採点では10点満点中7点を獲得。DFシュメルツァーと並ぶチーム2位タイの高採点となった。最高評価は空中戦勝率とタックル成功率が100%、パス成功率でも96.2%という驚異のスタッツを残したDFソクラティスで8点だった。
寸評では「シンジ・カガワはクラブ独自の動画でドイツで有名なビールとカリーブルスト(カレーとケチャップなどで味付けされたソーセージ)を絶賛し、その味の評価は10点満点だ。意図的ではなくても彼はピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールをアシストし、密集したアウクスブルクDFを相手に何度かチャンスを作り出した」と、アウクスブルク戦を前に公開されたクラブ公式YouTubeチャンネルでのインタビュー内容にも触れられている。