本田、レバンテ移籍なら破格のチーム最高給に 「彼の国で最も人気ある選手。地位も問題ない」
ミランでは年俸3億円の本田、中小クラブ移籍なら破格の扱いを受けると地元紙報道
ACミランの日本代表MF本田圭佑はリーガ・エスパニョーラ2部で首位を走り、来シーズンの1部昇格を決めたレバンテへの移籍話が持ち上がっているが、地元紙「スーペルデポル」では本田について、給与面で破格の扱いとなる可能性を報じている。
本田はヴィチェンツォ・モンテッラ体制下のミランで完全に出番を失っているが、記事によれば本田の年俸は250万ユーロ(約3億円)に及ぶ。もし中小クラブのレバンテに加入したとすれば、本田がチーム最高の給与になることが想定される。またJリーグや米MLSから関心を寄せられたこと、実際にシアトル・サウンダースからのオファーがあったことにも触れられている。
しかし本田はあくまで欧州トップリーグでのプレーを希望し、もしイタリアを離れるなら焦点となるのはプレミアリーグとリーガ・エスパニョーラだとしており、「彼の目標の1つは2018年ワールドカップでプレーすることだ。だからこそ、幾つかエリートチームがあるところでプレーしていれば、その目標はとても簡単になるだろう」とした。また今季のチームは本田が本職とするトップ下で、レギュラーの座を獲得した選手が不在だった点にも言及するなど、加入の信憑性を高めている。
同紙は「レバンテの関心について、国境を越えてイタリアに波及したばかりでなく、日本でも大きく報じられている。彼の国では最も人気のある選手である。その地位的な部分でも問題はない」と日本での注目度の大きさにも触れている。果たして自身欧州4カ国目となる挑戦を、本田は選ぶのか。注目はさらに続きそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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