ドルトムントに衝撃! 司令塔ヴァイグルが試合で右足首骨折の重傷、DFBポカール優勝に向け暗雲

アウクスブルク戦でタックルの際に芝に足を取られて負傷交代 3~4ヶ月離脱の重傷と独紙

 ドルトムントのドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルは、1-1で引き分けた13日の敵地アウクスブルク戦の前半23分に負傷交代を強いられたが、右足首骨折の重傷であることが判明。リーグ戦3位の座とDFBポカール優勝を目指すチームに大きな衝撃が走り、今後に向けて暗雲が漂っている。

 ヴァイグルは前半19分、相手選手へタックルを仕掛けようとしたところで芝に足を取られ、右足首を激しく捻ってしまった。悶絶してピッチに倒れ込んだ21歳の司令塔はすぐに治療を受けたが、自力では歩くことさえできずに担架で運び出され、前半23分で無念の途中交代となった。

 独地元紙「ルールナハリヒテン」によれば、ヴァイグルは右足首骨折の重傷で、3~4カ月間の離脱になると見られている。勝点61で並ぶ4位のホッフェンハイムとの熾烈な3位争いを繰り広げているなかでリーグ戦ラスト1試合、そしてフランクフルトと戦うDFBポカール決勝も欠場することが確実となった。

 ヴァイグルは今季公式戦43試合でプレー。中盤の底のポジションでチームの舵取り役として不可欠の存在となっていた。21歳にしてドイツ代表にも定着している実力者の長期離脱は、タイトル獲得のチャンスを残すドルトムントにとって大きな打撃となることは間違いないだろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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