ブンデス頂上決戦は計9得点の乱打戦 終了間際にバイエルンが劇的弾、ライプツィヒに5-4勝利

開始2分にライプツィヒが先制 4-4と激動の展開のなかロッベンが劇的ゴール

 リーグ5連覇の絶対王者と、昇格1年目で2位の座を確定させている新興チームによる今季のブンデスリーガ頂上決戦が現地時間13日に行われた。合計9得点が生まれた乱打戦の末、バイエルン・ミュンヘンが5-4でRBライプツィヒを下した。

 試合が動き始めたのは前半開始わずか2分。ライプツィヒのMFザビツァーが均衡を破るゴールを奪ったが、これがゴールショーの幕開けとなった。同17分にはバイエルンのエースFWレバンドフスキ、同29分にはライプツィヒFWヴェルナーがそれぞれPKを決めて2-1で前半を折り返した。

 後半も前半と同じくキックオフから2分でライプツィヒFWポウルセンがゴール。さらに同20分にはヴェルナーがGKシュタルケの股間を抜くシュートでこの日2点目をゲット。スコアを4−2とし、ライプツィヒがセーフティーリードを奪ったかに思われた。しかし、試合はここからさらに激動の展開となる。

 同39分、ヴェルナーに負けじとレバンドフスキがドッペルパック(1試合2得点)達成して1点差に詰め寄ると、試合終了間際にはバイエルンが絶好の位置で直接FKを獲得。キッカーのDFアラバが得意の左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さった。GKが一歩も動けない鮮やかな一撃だった。

 そして4-4で迎えたアディショナルタイム5分、このドラマを締めくくる劇的なゴールが生まれる。MFミュラーの縦パスを受けたロッベンが強引なドリブルで右サイドを切り裂くと、最後はGKとの1対1を冷静に沈めた。

 両チーム合わせて9得点が生まれた乱打戦は、すでに前人未到のリーグ5連覇を決めていたバイエルンが意地を見せて勝点3をもぎ取った。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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