「フットボールはマジで最高!」 意外な男の優勝決定弾にセスクが放送禁止用語を交え歓喜の絶叫

リーグ戦先発ゼロのベンチ要員FWバチュアイ、WBA戦途中出場で決勝ゴール

 プレミアリーグのチェルシーは現地時間12日、敵地でウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)を1-0で下し、2試合を残して2年ぶり6回目のプレミアリーグ優勝を決めた。今季出番のほとんどなかったベルギー代表FWミチ・バチュアイが優勝決定弾を決める劇的な展開に、スペイン人司令塔は「フットボールはマジで最高!」と歓喜のなかで絶叫した。

 意外な男がヒーローになった。後半31分にペドロと交代でピッチに立ったのはバチュアイだった。そして、6分後に決勝点を決める大仕事をやってのけた。

「これぞフットボールの醍醐味。ほとんどプレーしていなかった選手、誰もが頼りにしていなかった選手が、優勝決定弾を決める。つまり、フットボールはマジで最高だ!」

 闘将アントニオ・コンテ監督がピッチ上で胴上げされるなか、MFセスクは衛星放送「スカイ・スポーツ」に登場。放送禁止用語を交えながら絶叫した。

 決勝点を決めたバチュアイは今季開幕前にマルセイユから移籍金3300万ポンド(約48億円)で加入したが、コンテ監督の信頼を手にできず、リーグ戦先発出場はゼロ。途中出場18試合というベンチ要員だった。だが、今季2得点目が優勝決定弾となった。

 今季終了後の放出も噂されていた23歳の若手の地獄から天国の大活躍に、セスクは大喜びしていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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