レアル元監督がベイルとC・ロナウドを一刀両断 負傷癖と「野次の理由を理解していない唯一の人間」

かつてレアルを率いたトシャック氏 ベイルが利き足を活かせていないと指摘

 レアル・マドリードが誇る最強3トップと言えば「BBCトリオ」だが、ウェールズ代表FWガレス・ベイルとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2人が、かつてレアルを率いた経験のあるジョン・トシャック氏から一刀両断にされている。

 1990年代、二度にわたって白い巨人を率いたトシャック氏は、バルセロナの贔屓紙「ムンド・デポルティーボ」でインタビューに答えた。ウェールズ人ということもあり同胞のベイルについて聞かれると、怪我がちの状況を踏まえてこのように話している。

「ベイルが抱えている問題についてはよく理解している。彼が17歳でウェールズ代表デビューを飾った頃から知っているが、もともとは左サイドバックで、その印象が残っている。ベイルは左利きだが右サイドでプレーしている。ロベルト・カルロスが右サイドでプレーすることはあるだろうか? そして若い頃から負傷を繰り返して、回復プロセスが最善のものではなく、再発を繰り返している。私がウェールズ代表の監督だった頃、試合の30%で欠場したのは残念だったよ」

 負傷癖と利き足の左を活かしきれていないとした。そして、ロナウドについてはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝アトレチコ・マドリード戦でのゴールが「私にはオフサイドに見えた。オフサイドには多くの議論がある。VARが試合時間を2時間半に伸ばさないことを願っているが」とビデオ判定について指摘しつつ、本拠地サンチャゴ・ベルナベウでロナウドがしばしば浴びせられる野次についてもこう言い放った。

 

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