チェルシー監督が就任1年目でのプレミア制覇に歓喜爆発 「3-4-3への変更がシーズンを変えた」

WBAに1-0と勝利し優勝決定 コンテ監督「この功績は私にとっても偉業」

 プレミアリーグのチェルシーは現地時間12日、敵地でのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)を1-0で下し、2試合を残して2年ぶり6回目のプレミアリーグ優勝を決めた。就任1年目で快挙を成し遂げたアントニオ・コンテ監督は試合後、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のTVインタビューで「システム変更がシーズンを変えた」と優勝を振り返っている。

「この功績は選手たちにとっても、私にとっても偉業」と、イタリアからやって来た闘将は就任1年目でのプレミアリーグ制覇に喜びを爆発させている。そして「彼らの貢献や仕事量に感謝している」とタイトルレースを勝ち抜いた選手たちを労い、感謝の言葉を送った。

「選手たちは私に、今季を良いものにしようと素晴らしい振る舞いを見せてくれた。(優勝は)幸運ではない。素晴らしい仕事を成し遂げた。休むことも重要だ。素晴らしいシーズンだが、さらにFAカップ優勝も狙える」

 指揮官はアーセナルとのFAカップ決勝を制し、二冠に輝くことを視野に入れている。

 今季のチェルシーは、開幕3連勝とスタートダッシュに成功したものの、第5節リバプール戦(1-2)、第6節のアーセナル戦(0-3)で連敗を喫して勢いに歯止めがかかった。コンテ監督はこの連敗をきっかけにチームの改革を敢行。最終ラインを従来の4バックから3バックに変えた3-4-3システムを採用し始め、これがシーズンの行方を変えるターニングポイントになったと振り返っている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング