中村のミドル弾がJリーグ4月最優秀ゴール賞 選出理由「ワールドクラス」「ゴールの魅力を表現」

選出に中村もコメント「自分のゴールを評価して頂いたことは嬉しく思います」

 Jリーグは4月の最優秀ゴール賞を発表し、ジュビロ磐田のMF中村俊輔が叩き込んだスーパーミドルを選出した。

 今回のゴールは4月22日のJ1第8節、鹿島対磐田の前半21分に生まれたもの。中村が左サイドからのアーリークロスを起点に磐田が攻め立て、一度は鹿島守備陣がクリアしたものの、そのボールに反応した中村が左足ダイレクトで振りぬくと弾丸のような軌道でゴールネットに突き刺さり、あまりの勢いにボールが再びピッチに戻ってくるほどのビューティフルゴールだった。選考委員会は選出理由を以下のように説明している。

「世界のベストキーパーでも触れない、蹴った瞬間に入ったことが確信できるようなワールドクラスのゴールと言える。スピード、美しさ、精度の高さ、ダイナミックさといった、ゴールのあらゆる魅力を表現したようなゴールだった。左利きでは打ちにくいシチュエーションでありながら、抑えを効かせてシュートが打てる中村俊輔選手ならではの技術によって生まれたゴールでもあり、アウェイの地でチームを勝利に導く流れを引き寄せたゴールとしても評価を得た」としている

 このゴールが今季2点目となった中村も、以下のようにコメントを寄せている。

「数々の素晴らしいゴールがある中で、自分のゴールを評価して頂いたことは嬉しく思います。観ている方に楽しんで頂けるようなプレーを心掛け、Jリーグを盛り上げていけるように日々精進し、この賞に恥じないようにこれからもプレーしていきたいと思います。ありがとうございました」

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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