インテルと江蘇蘇寧の技術部門統括が共同に 選手の左遷が背中合わせ…クラブ間で人事異動も

中国行き、今季開幕前に2選手が断る

 一方で、インテルの選手たちにとっては、中国への“左遷”が背中合わせになる。すでに今季の開幕前の時点で元ブラジル代表MFフェリペ・メロやイタリア代表FWエデルが江蘇への移籍を断ったと報じられている。しかし、こうした流れの加速は、長友のようにレギュラーとベンチの境目にいるような選手には他人事ではなくなりそうだ。

 長友は今季終盤戦までベンチ要員だったが、ここ4試合は先発出場。だが、ナポリ戦で失点直結のミスを犯し、その後も低調なパフォーマンスが続いて地元紙から酷評されていた。刷新を進めるチームで、その立場は再び揺らいでいる。

 名実ともに“チャイナ・インテル”への道を一直線に進んでいるイタリアの名門は、チャイナマネーを効果的に使って復権を果たすことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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