本田にスペイン移籍浮上! 来季1部昇格のレバンテ地元紙が「スターと契約へ」と報道
今夏のミラン退団は既定路線 すでに身分照会済みと報じる
ACミランの日本代表FW本田圭佑が、スペイン2部首位レバンテに来季移籍する可能性が浮上した。スペイン地元紙「スーペルデポル」が報じている。
本田はミランで今季リーグ戦先発出場わずか1試合、出場時間は6試合98分間という事実上の戦力外状態で、6月に契約満了を迎える。ミランは本田に対して契約延長のオファーを出しておらず、退団が既定路線となっていた。米MLS、Jリーグ、中国リーグのクラブへの移籍が浮上するなかで、本田が欧州のキャリアを継続できる可能性が出てきた。
同紙は「本田圭佑、スターと契約へ」と特集。レバンテが獲得に乗り出していると報じている。バレンシアを本拠地とするレバンテは、2010-11シーズンから6季にわたって1部を戦うも15-16シーズンに降格。今季は第37節終了時点で勝ち点77とスペイン2部の首位を独走。先月29日のオビエド戦に1-0と勝利し、6試合を残して1年での1部復帰を決めている。
そして来季1部を戦う上での補強として、世界的な知名度を誇る一方、現所属クラブで出番を失っている選手をリストアップ。チームは本田獲得に向けて動き出しており、すでに身分照会を済ませているという。「(本田獲得は1部昇格の)花を添えるもの」としている。
ミランで栄光の背番号10を背負った本田だが、昨季はリーグ戦1得点3アシスト。今季は出番もごくわずかで、得点もアシストもない。日本代表とミランで先発の座を失った男は、来季リーガでキャリアの再出発を図ることになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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