ジダン監督が古巣とのCL決勝に感無量 「私はユベントスで“本物の男”になった」

現役時代に5シーズン在籍 「心の中にユベンティーノの精神を持っている」

 レアル・マドリードは、アトレチコ・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝を2戦合計4-2で制して2年連続の決勝進出を決め、イタリア王者ユベントスと対戦することになった。レアルを率いるジネディーヌ・ジダン監督は、古巣との決勝について「特別なもの」と感慨深い様子で語っている。イタリア衛星放送局「プレミアム・スポーツ」に語ったもの。

 ジダン監督は決勝進出について「素晴らしい選手たちによるチームができ上がったと思っている。この成し遂げたことは、選手たちがそれに値するプレーをしてくれたからだ」と、選手たちの健闘を称えた。2年連続の決勝進出を果たしたことになるが、昨季は途中就任から数カ月で達成したものであり、今季は開幕からチームを率いて頂上決戦にまで導いている。

 それでも、決勝の対戦相手が現役時代にプレーしたユベントスであることは感慨深いようだ。1996年の夏に加入するとリーグ2連覇。その年には前シーズンの欧州王者として出場したトヨタカップで世界一の座も手にしている。5年間在籍し、その後にレアルへ移籍したジダン監督にとっては、指導者として初めての古巣対決になる。

 

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