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問題児の元伊代表FW、活躍もニース無情の放出か 6シーズンで5度目の移籍、たらい回し状態に
バロテッリの新天地候補にスペイン1部ラスパルマス、トルコ強豪ガラタサライが浮上
ニースの元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが今季終了後に6シーズンで5度目の移籍を余儀なくされる“たらい回し状態”になることが明らかになった。地元紙「ニース・マタン」が報じている。
ここ2シーズンでそれぞれリーグ戦1得点に終わっていた問題児は、フランスリーグで華麗な復活を遂げている。リーグ戦27試合で17ゴールを記録する活躍を見せ、ニースを来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場圏内へと牽引している。
だが最新のレポートによると、ニースはバロテッリの500万ユーロ(約6億円)という高額年俸を支払うことができず、今季終了後の無情の放出は避けられない情勢だという。
ピッチ内外の問題行動で行く先々で厄介者となっていたバロテッリは、2012-13シーズン終了後にマンチェスター・シティからACミランに移籍。14年にリバプールに移籍後、昨季はミランに期限付き移籍で放出されていた。
リバプールは今季開幕前に移籍金ゼロでバロテッリをニースに放出したばかりで、イタリアサッカー界の希望と呼ばれた男はここ6シーズンで5度目の移籍を強いられようとしている。
新天地候補にスペイン1部ラスパルマス、トルコ強豪ガラタサライが浮上しており、悪童の落ち着かないキャリアは続きそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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